2020/03/20
応接間のあるお屋敷
The mansion with a drawing room.
そのお屋敷は立っている。
映画やサスペンスドラマにでも出てきそうな
かなり放置されているようで、
外観は洋館のようだが、
玄関は和風で、和室のゾーンがある。
天井から欄間にかけての造りが見事だ。
照明も奈良ホテルなどを思わせる
おもむきのあるもので、
壁や襖のちょっとした絵など
四季折々の景色を楽しめる、
一階の小さな洋室。
重厚な雨戸と、赤いカーテンが
かつては骨董品でも
保管されていたのだろうか。
オシャレなデザイン。
洋館らしいゴージャスなベッドがあったが
天井や壁が剥がれて無残な状態に。
そして…ココで一番素晴らしい部屋が
なんといってもこの応接間のらしき
日本でここまで立派な洋室は
なかなか珍しいのではないだろうか。
壁や天井にも装飾があり、
この丸い木の装飾が最高ではないか…!!
下の家具はスピーカー?なんだろうか?
こんな洋館が放置されているのは
本当にもったいない…
ちなみに写真では伝わらないが、
絨毯のためか、暑い時期のこの部屋は
結構ひどい匂いがする。。
見た目の素晴らしさとは裏腹に、
もうここが今から修理しても
住むことはなかなか厳しい現実を
4畳半くらいの謎の部屋。
女子学生の物が残っており、
人によっては恐い感じがするらしい。
「研究所」と書かれた部屋。
詳細は書かないが、なかなかすごい経歴の
一族のお屋敷だったようだ。
小説にでも出てきそうな素敵な物件を
目の当たりにできて幸せでした。
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