ドア番号のある病棟

Abandoned ward with numbered door.hai300-01.jpg入院病棟のみが残る病院跡。
ドアに部屋番号がわかりやすく
はっきりと表記されているのが特徴的だ。hai300-02.jpgドアも窓も木造で、色も美しい。hai300-03.jpg渋い火の用心の看板。hai300-04.jpg部屋は倉庫として使われていたのか、
資料などが山積みになっているが、
病棟しか残っていないためか、
病院らしい器具などはあまり残っていない。hai300-05.jpg食堂?のような部屋。
ここにも資料の箱のようなものが置かれている。hai300-06.jpg廊下は長く、部屋数も多い。
わりと大きい病院だったのだろうか。hai300-07.jpg滑車の付いた担架が廊下に残っていた。hai300-08.jpgこの番号の付いたドアが本当にイイ。
右開きと左開きが混在している。hai300-09.jpg部屋は段ボールだらけ。hai300-10.jpg最近「地方病 (日本住血吸虫症)」の
ウィキペディアを読んだ。 

まだ器具も情報も今のように多くはなく、
周りの家族などからも理解を得にくい環境での
昔の医者と患者達の闘いの歴史に感動した。 

 確かなことはわからないけれど、
古い医院ではそういう何かしらの
人の病気との闘ってきた想いみたいなものが
何となく感じられるので好きなのです。
私達もその歴史の沿線上にいるんだと思う。
   
人の歴史もトライアンドエラーで作られてきた。
私達はその結果に感謝しつつ、
自分たちの存在も無意識に未来の人のために
なっていくんだと思うのです。
必要ない人間なんかいない。
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