登山道にある鉄道駅

Abandoned railway station on the mountain trail.Hai362-01.jpgいつでも行けるからと行ってなかった
山の上に残る廃駅にやっと行く機会を得た。
山登りがそうとう大変だと聞いており、
体力のない私はとてもビビっていた。Hai362-02.jpg行きは一般の登山道を行くことに。
関西は近年大きな台風などが多く、
道はなかなかに荒れていた。
でも休日なのもあってたくさん登山客がいた。
小さな子供や、お年寄りまで、
みんな元気だなぁ。
普段の運動不足を実感する。。
Hai362-03.jpg2時間ほど登山道を登り続けると、
さりげない横に入る道がある。
情報が無ければ知らずに通り過ぎそうだ。Hai362-04.jpgホテル跡?ほとんど瓦礫と化している。
こんな感じも割と好きだ。Hai362-05.jpgそしてやっとたどり着いタ――(゚∀゚)――!!
おおおおおお~~~!!
なんか思ってよりイイ!!
Hai362-06.jpg来るのが大変な分、これが現れた時は
余計に感動してしまった。
年月を感じる佇まい。覆いつくす蔦。
カッコイイ!!Hai362-07.jpgHai362-08.jpg中はガランとしているが、
経年劣化したコンクリの壁やが素敵。Hai362-09.jpgHai362-10.jpgHai362-11.jpgHai362-12.jpg壁の蔦は紅葉し始めていた。
紅葉の時期もさぞいいんだろうなぁ…!Hai362-13.jpgHai362-14.jpg屋上に上がる梯子があったので登る。
景色がいいが特に何もない。
Hai362-15.jpg下に戻り、いかにも「お座りください」という
感じで配置されたブロックに座り一休み。Hai362-16.jpg今回は完全に遠足気分で来ていたので、
お湯沸かしセットを持ってきていたのだ!
ここで食べるカップラーメンのうまいこと!
1ℓの水を背負って登ったかいがあった。Hai362-17.jpgコーヒーとブラックサンダーで
みんなで食後のおやつも満喫。Hai362-18.jpgもうコンクリの枠しか残っていないが、
蔦まみれの窓から日が差し込んで綺麗。Hai362-19.jpgさて、休憩も終わり散策を再開。
裏側からのアングルもとてもいい!!Hai362-20.jpg地下の部分へ行ってみる。Hai362-21.jpg途中初めて見る柄のキノコを発見。
メルヘンだな~Hai362-22.jpg地下にはかつてはケーブルを巻き上げる
巨大な機械があったのだろうか。
今は神殿のようなたたずまい。Hai362-23.jpgHai362-24.jpgケーブルの基礎部分だけが残り、
木が生えている。Hai362-25.jpgここで、駅とは別れを告げ、
行きの登山道よりはるかにハードな
ケーブル鉄道跡を行く。Hai362-26.jpg最初からこの荒れ具合。
無事に下山できるのか不安になる。Hai362-27.jpg景色の素晴らしい場所。
いかに高い場所にこの駅があるかわかる。Hai362-28.jpg途中、有名な空中線路あり。
写真では伝わりにくいが結構高い。Hai362-29.jpgHai362-30.jpg階段がひたすら続いている。
所々朽ちているので注意が必要。Hai362-31.jpg一つ目のトンネルに到着。
トンネルデカいーーー!!!
人と比べるとその大きさがわかる。Hai362-32.jpg森の中に残る段々は古代文明の遺跡のよう。
トンネルが崩壊しており、中は通れないので
迂回することに。
そこからが戦いのはじまりだった…Hai362-33.jpg途中見つけた黄色いキノコ!
だがこのあと、写真を撮る余裕もないくらい
道なき道をさまよった。
GPSがなかったら遭難しそうだ。
実際、登山客が行方不明になっている。
山を舐めてはいけない。
Hai362-34.jpgさまよってやっとまた線路に帰還!!
こちらはまだ健在なトンネル。
線路が中で1本から2本に分かれていて、
入口は丸く、出口はカマボコ型で面白い。
Hai362-35.jpg更にひたすら続く線路を行く。
苔むした線路の基礎がイイ感じだ。Hai362-36.jpgトンネルはいくつかあるが、
半分は通じておらず、
我々は何度か迂回を余儀なくされた。Hai362-37.jpgHai362-38.jpg少し大変だったが、線路ルートはよかった。
片道くらいがちょうどいいかもしれない。
さまよってる間励まし合ったり、線路が見えて
一緒に喜んだりしてとても楽しい一日だった!

この遠足を企画してくれたメンバー、
迂回時に先頭で歩いてくれたメンバーに感謝!
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