2019/10/07

古い滅菌槽のある医院

Abandoned clinic with old sterilizing tank.小さな山間の町にひっそり残る、
結構大規模な古い医院。外観は一面蔦に覆われており
中は蔦で日光が遮られて昼でも暗い。投薬口と受付。
木造で可愛らしい。投薬口の裏は薬瓶などが
たくさん残っている。この辺の残留物は
そんなに古くないように感じる。診察室だろうか。
重厚感のある机と、
現代的なイスが少しアンマッチ。廃医院でよく見る豆型の
ステンレス皿も残っている。レトロなデザインの「藥包紙」。
古い医院で見る旧漢字が好きだ。

そして…この医院で一番見たかった
対の「滅菌槽」！！！
スチームパンクのテイストの、
この渋い金属感がたまらない！！！謎のホルマリン漬け…

その先には…
ミントグリーンのタイルの手術室！！
木造の外観からは想像できない
清潔感のある広めな手術室。外にはレントゲン写真がを吊られている。
洗濯ばさみで作った手作り感が可愛い。

建物は先生の住宅も繋がっており
手書きの張り紙がいい感じ。こちらは入院棟と思われる部分。
物置化されている。その先には立派なレントゲン施設が。
山に囲まれた立地の病院にしては
とても設備が整っている印象。レントゲン室の隣の小部屋。
豆電球がレトロ。建物はよくある古い田舎の

医院という感じだが、

設備が立派で、いいものは
積極的に取り入れようという姿勢の
先生だったのかな？と想像した。

古い医院はやっぱり好きだなぁ。