ギザギザの未成マンション

The unfinished apartment in jagged shape.hai445-01.jpgポツンと木の椅子だけが残された未成物件。hai445-02.jpg椅子があるだけで写真映えがすごい。hai445-03.jpg未成なのであとはコンクリと植物のみ。
上から垂れた蔦が可愛らしい。hai445-04.jpg上の部屋がギザギザになっていて
どこの部屋からも隣を気にせず景色を楽しめる仕様。hai445-05.jpg真ん中に植物の生えた部屋。
こういうの見ると安●忠雄建築の美術館のよう。hai445-06.jpg所々真四角の穴が開いている。hai445-07.jpg無機質なコンクリと微妙に歪んだ椅子の対比。hai445-08.jpgコンクリの壁には無数の穴があいていた。hai445-09.jpgおそらく階段を作る予定だった穴。
ダンジョンのようだ。hai445-10.jpg一部途中まで壊したのか、自然に朽ちたのか、
コンクリが崩壊して光がさしている。hai445-11.jpgコンクリがただの石に戻りつつある。hai445-12.jpg最後はやっぱり椅子で〆。
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入口に狛犬のいる村

The village with guardian dogs at the entrance.hai392-01.jpgその廃村の入り口には一対の狛犬がいた。hai392-02.jpgなかなか立派な狛犬だ。
元々は神社かお寺があったのだろうか。hai392-03.jpg木造の古い家ばかりがかろうじて残る。
なぜか外にある廃便所?hai392-04.jpg天井も傾いていて、いつ倒れてもおかしくない。hai392-05.jpg古いかまどが残っていた。hai392-06.jpgこちらには古い五右衛門風呂。
このフタも含めてトトロで見たやつ!hai392-07.jpg二層式の古い洗濯機。hai392-08.jpgこちらのお風呂も五右衛門風呂だぁ!
補修した跡がある…。hai392-09.jpg大きな穴が開けられている。
hai392-10.jpgこちらにも古い洗濯機が…。hai392-11.jpg雨具?にヘルメットに鎌。
いかにも田舎の家、といった感じの残留物。hai392-12.jpg小さなお墓やお地蔵さんが
一か所に集められて朽ちていた。
こういう光景を廃村ではよく目にする。
今後もこういった風景は増え続けるのだろうな…。

平成レトロの残る集落

The village where Heisei retro remains.hai479-01.jpgとある海沿いの小さな土地に
やたら平成レトロが残る廃集落があった。
この、電気の紐に付けるしっぽみたいなやつ…!
私はうろ覚えだったが、同行者曰くこれも
平成前半?に流行ったものらしい。hai479-02.jpg村人はすでに全員いなくなった後、
かなりの年月が経っているようで、
木造の小さな家はほとんどが倒壊寸前だった。hai479-03.jpghai479-04.jpghai479-05.jpgこちらの電気、冷蔵庫、暖簾は
昭和レトロな方かもしれない。

が、その隣にあったおうちの奥の部屋には…hai479-06.jpgこれは…!!平成のギャルみ…!!hai479-07.jpg某宗教の人物写真の下には
可愛らしい写真や文字が…
壁に友達の名前をカラーペンで書いちゃう…
しかもローマ字で…
これぞ平成レトロでは…!?hai479-08.jpgこの可愛らしい女の子文字がグッとくる…!
いたいたこんなギャル…!
私はこういうギャルが眩しすぎて
別の生物と認識してたオタク女子だったので、
こういうの見ると「ヒエ…!!」ってなるw

「大好き」とか「大親友」とかって
恥ずかしげもなく言えちゃうキラキラさとか
正直うらやましかったよ…。。hai479-09.jpgおっと…自分の暗黒時代の話はともかく、
こういう平成ギャルを懐かしいと思う時が来るとは…
いわゆる平成レトロってやつですね…ふむ。hai479-10.jpgこの昭和と平成のレトロが混ざる空間が
なんだかすごく胸熱だったのだ。hai479-11.jpgこちらの部屋はもぬけの殻。hai479-12.jpg泥がたまってひび割れた玄関hai479-13.jpg部屋の中にみっちり蔦が生えて
不穏な雰囲気を醸し出す家。

こういう「不穏な田舎」をテーマにした
イラストが好きだったイラストレーターさんが
だいぶ前に亡くなられていたことを最近知って
めっちゃショックだったんだよなぁ。。hai479-14.jpgポストが木彫りの家。hai479-15.jpg外に棄てられた炊飯器には土が積もり、
草が生えていた。
時代はどんどん変わり、自分は歳を取る。
「今の時代」もいつかは「レトロ」になっていく。
当たり前のことなんだけど、
なんだか不思議な気持ちになった。

暗い地下のある未成建築

Unfinished architecture with dark basement.hai446-01.jpg未成のコンクリ建築が放置された物件。hai446-02.jpg1階は外から蔦が侵入してきている。hai446-03.jpg未成なのでコンクリの基礎以外ほぼ何もない。hai446-04.jpghai446-05.jpg無機物であっても経年劣化からは
逃れられない。hai446-06.jpg苔の生えたゾーンも…hai446-07.jpg最上部分。未成感がすごい。
なぜこの状態で止まってしまったのか…hai446-08.jpgコンクリと蔦の対比が良い。hai446-09.jpgこの施設には広々した地下がある。
自然光を取り込む構造で
それが素敵な景色を創り出していた。hai446-10.jpg誰かが置いたのか、
ちょうどいいところに椅子がある。hai446-11.jpg無機質な空間に光があるだけで
なんか安藤○雄っぽいと思ってしまう。hai446-12.jpgスポットライトのように
照らされたゴミたちが、
なんだか劇場のセットのように見える。hai446-13.jpgここにもイイ場所に椅子が配置。hai446-14.jpg神棚まで残されている。hai446-15.jpgあー、日の入り方がイイわ〜。hai446-16.jpgそして…!!ここ…!!
ここの割れ方と蔦の降り方最高では…!?hai446-17.jpghai446-18.jpgこの蔦の垂れ下がり方が
メキシコのセノーテみたいに神秘的…!
コンクリの割れ方も終末感あって
最高すぎるなぁ…。hai446-19.jpgコンクリだけでほとんど何もない
建物だったけれども、
自分はコンクリがただ朽ちてるだけで
興奮できる変態だということがわかった。

天空のフローラ

Abandoned Flora house near the sky.
hai428-01.jpgとある場所でたまたま出会ったフローラ!hai428-02.jpgなんと、中は店舗として作られている!hai428-04.jpgレトロな喫茶店やホテルなどで
よく見る気がする形のイス。
オレンジで可愛いなぁ。hai428-05.jpg窓にはすごい蜘蛛の巣が…!
それがまたいい。hai428-06.jpg連結型のフローラで奥行が結構あり、
中は広々としている。hai428-07.jpgイスの上に生えた植物と苔。良き良き。
丸い窓って好きだなぁ。hai428-08.jpgカウンターの内側にはなんとなく
昭和レトロ感のある食器棚などが。
スナックとしても使われていたようだ。hai428-09.jpgやはりこのアーチ型の天井が素敵!
外観もスターウォーズの
タトゥイーンにありそうなデザインが
ロマンあるよね〜。hai428-10.jpgフローラはまだ見るの2回目だけど、
店舗に改造されてるものは初めて見た。
なぜこんなところにあるのかは謎だけど、
特徴的な形が本当に可愛くて
出会えてよかったなぁと思う。

こういう夢のあるデザインていいよね〜!