暗い地下のある未成建築

Unfinished architecture with dark basement.hai446-01.jpg未成のコンクリ建築が放置された物件。hai446-02.jpg1階は外から蔦が侵入してきている。hai446-03.jpg未成なのでコンクリの基礎以外ほぼ何もない。hai446-04.jpghai446-05.jpg無機物であっても経年劣化からは
逃れられない。hai446-06.jpg苔の生えたゾーンも…hai446-07.jpg最上部分。未成感がすごい。
なぜこの状態で止まってしまったのか…hai446-08.jpgコンクリと蔦の対比が良い。hai446-09.jpgこの施設には広々した地下がある。
自然光を取り込む構造で
それが素敵な景色を創り出していた。hai446-10.jpg誰かが置いたのか、
ちょうどいいところに椅子がある。hai446-11.jpg無機質な空間に光があるだけで
なんか安藤○雄っぽいと思ってしまう。hai446-12.jpgスポットライトのように
照らされたゴミたちが、
なんだか劇場のセットのように見える。hai446-13.jpgここにもイイ場所に椅子が配置。hai446-14.jpg神棚まで残されている。hai446-15.jpgあー、日の入り方がイイわ〜。hai446-16.jpgそして…!!ここ…!!
ここの割れ方と蔦の降り方最高では…!?hai446-17.jpghai446-18.jpgこの蔦の垂れ下がり方が
メキシコのセノーテみたいに神秘的…!
コンクリの割れ方も終末感あって
最高すぎるなぁ…。hai446-19.jpgコンクリだけでほとんど何もない
建物だったけれども、
自分はコンクリがただ朽ちてるだけで
興奮できる変態だということがわかった。
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天空のフローラ

Abandoned Flora house near the sky.
hai428-01.jpgとある場所でたまたま出会ったフローラ!hai428-02.jpgなんと、中は店舗として作られている!hai428-04.jpgレトロな喫茶店やホテルなどで
よく見る気がする形のイス。
オレンジで可愛いなぁ。hai428-05.jpg窓にはすごい蜘蛛の巣が…!
それがまたいい。hai428-06.jpg連結型のフローラで奥行が結構あり、
中は広々としている。hai428-07.jpgイスの上に生えた植物と苔。良き良き。
丸い窓って好きだなぁ。hai428-08.jpgカウンターの内側にはなんとなく
昭和レトロ感のある食器棚などが。
スナックとしても使われていたようだ。hai428-09.jpgやはりこのアーチ型の天井が素敵!
外観もスターウォーズの
タトゥイーンにありそうなデザインが
ロマンあるよね〜。hai428-10.jpgフローラはまだ見るの2回目だけど、
店舗に改造されてるものは初めて見た。
なぜこんなところにあるのかは謎だけど、
特徴的な形が本当に可愛くて
出会えてよかったなぁと思う。

こういう夢のあるデザインていいよね〜!

応接間のあるお屋敷

The mansion with a drawing room.hai090-01.jpg今回は「洋館」と呼ぶにふさわしい、
素晴らしいお屋敷をご紹介する。hai090-02.jpg野犬がいるほどの鬱蒼とした森の中に
そのお屋敷は立っている。

映画やサスペンスドラマにでも出てきそうな
雰囲気満点のお屋敷だ。hai090-03.jpg素晴らしい建築であるにも関わらず、
かなり放置されているようで、
既に屋根や壁が朽ちてしまっている。hai090-04.jpg
外観は洋館のようだが、
玄関は和風で、和室のゾーンがある。
天井から欄間にかけての造りが見事だ。

照明も奈良ホテルなどを思わせる
おもむきのあるもので、
壁や襖のちょっとした絵など
素晴らしいセンスが伺える。hai090-05.jpghai090-06.jpg素晴らしい襖絵の横にそっと飾られていた
お坊さん?の写真。hai090-07.jpg和室部分は廊下の手すりも立派で、
四季折々の景色を楽しめる、
まさに和室ならではの造り。hai090-08.jpg寝室には零戦の模型が飾られていた。hai090-09.jpg和室ゾーンの廊下から、洋館ゾーンへ。
一階の小さな洋室。
重厚な雨戸と、赤いカーテンが
本当に洋館らしい装い。hai090-10.jpg奥にある倉庫のような部屋。
かつては骨董品でも
保管されていたのだろうか。
今はあまり残っていない。hai090-11.jpg
この!!階段の素晴らしさよ!!hai090-12.jpg某Z医院の階段に勝るとも劣らない
オシャレなデザイン。
ちょっとフ〇ンクロイドライトっぽさもある。hai090-13.jpghai090-14.jpg階段の先にある小部屋には、
洋館らしいゴージャスなベッドがあったが
天井や壁が剥がれて無残な状態に。

そして…ココで一番素晴らしい部屋が
なんといってもこの応接間のらしき
立派な洋室だ!hai090-15.jpghai090-16.jpghai090-17.jpg家具の一つ一つも素晴らしい。
日本でここまで立派な洋室は
なかなか珍しいのではないだろうか。
壁や天井にも装飾があり、
木造部分との絶妙なバランスが美しい。hai090-18.jpgこことか…
この丸い木の装飾が最高ではないか…!!
下の家具はスピーカー?なんだろうか?
デザインが最高にいい。hai090-19.jpg壁が剥がれてきてしまっているが、
オルガンもある。なんて優雅な空間だろう。hai090-20.jpg鉄の重々しい窓がまたいい。
こんな洋館が放置されているのは
本当にもったいない…

ちなみに写真では伝わらないが、
絨毯のためか、暑い時期のこの部屋は
結構ひどい匂いがする。。

見た目の素晴らしさとは裏腹に、
もうここが今から修理しても
住むことはなかなか厳しい現実を
思い知らされた。hai090-21.jpg洋室の上の階に一つだけある
4畳半くらいの謎の部屋。
女子学生の物が残っており、
人によっては恐い感じがするらしい。
hai090-22.jpg最後に一番下の階にある、
「研究所」と書かれた部屋。

詳細は書かないが、なかなかすごい経歴の
一族のお屋敷だったようだ。

小説にでも出てきそうな素敵な物件を
目の当たりにできて幸せでした。